2/18の主張             文は田島薫



(悪の枢軸について)

ブッシュ大統領が北朝鮮、イラン、イラクを悪の枢軸と言った。

テロを支援している国家だからだと言う。そして悪に対して、

正義の鉄拳を下しに行くんだといった意向を示している。


「米国が支援する」イスラエルでもやはり、自爆テロのたびに、

報復と称して、一般住宅を大量に押しつぶしたり、パレスチナの治安を

守って行こうとしている自治警察や、自治政府に空爆している。


「米国が支援する」イスラエルは、

67年の第三次中東戦争時占領したガザ地区、ヨルダン川西岸について、

国連安保理決議の撤退勧告を無視し占領し続け、パレスチナ住民に

対し圧制を続けている。

これに対して非力な住民の抵抗手段としてテロがあるのだ。


しかし、テロ、イコール悪として、近代兵器で過剰の破壊をくり返す

イスラエルは、侵略した事実を棚に上げ、結局占領地区をどんどん

拡大して行こうとしているようにしか見えない。


テロは確かに受けたくないし、そんな目にあったら、私だって、犯人に

憎しみを持つに違いないが、現実には、大きな悪が自己正当化した

正義の仮面をかぶって米国や日本にはびこっているのだ。


米国や日本の外交に対して監視し、声を上げて行こう。


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